プロペラシャフト

イシザカワタルのプライベートプロジェクト「プロペラシャフト」のサイトです。インターネットラジオ「radio jammin'」はYouTubeに移行しました。

ナガメノヒトコト

インフルエンザは逃さない。

だんだんなぜこんなに情報を追いかけているのかわからない、それは校正が戻らないからさ!と言い切ってみますが、新しいものが。

CDCからrecommendationがリリース。タイトルからして暫定が入ってますが、タミフルの投与量までガイドしているので、大きな一歩。ついでに、specimen collection(標本集め)のガイドラインも出ています。とりあえず、見つけた→検査→フォロー、という一連の流れはできた感じ。

さて。日本はこの辺、どんな具合になっているんですかね。

2009/04/28 (Tue) 21:01:32
対応。

完全にインフルエンザブログになっているというか、なんかニューヨークの患者数ががすっと上がりましたなあ。でもって、患者への対応についてCDCがまとめていた。

"Patients with suspected or confirmed case-status should be placed in a single-patient room with the door kept closed."

つまりは、個室に隔離して面会謝絶、もしも陰圧隔離室があるなら、そちらで、という。完璧に大ごとになっております。

WHOのEPRも今までと情報がちょっと変わってた。
"There is also no risk of infection from this virus from consumption of well-cooked pork and pork products."

こんな1行が入ってきています。やっぱり世界的にアナウンスしないとダメなんですなあ。

2009/04/28 (Tue) 18:36:59
phase 4?

WHOがインフルエンザのステータスをフェーズ4に引き上げ、というのが大きなニュースに。

ヒト−ヒト間の感染が見られるようになったら、フェーズ4以降になるわけですが、4と5の間はsustain(その場所で持続的に)かwidespread(広範囲に急速に)かの違い。まだこの辺だと、epidemicであって、フェーズ6までくるとpandemicと呼ぶわけですが、ここ数日の勢いを見る限り、潜在的なものが浮かび上がってくると今がちょうどフェーズ5なんじゃないか、という気がします。まあ、保健衛生も政治なので、そう考えるとフェーズ5の宣言はあり得ないですけど。

WHOのPDFはなぜかNot foundで見られなくなっていますが、CDCから出ているInterim guidance(暫定的な手引き)を見ると、正確な判定キットがない今でも、

positive for influenza A, but negative for H1 and H3 by influenza RT-PCR or positive for influenza A by an influenza rapid test or an influenza immunofluorescence assay (IFA) plus meets criteria for a suspected case

ということで、RT-PCR(RNAを逆転写してできたDNAをPCRにかける)でとりあえずのフィルタリングはできそうですね。そういや、ずいぶん前の「MAKE」でPCRを自作する話があったなあ(PCRとRT-PCRはまったくの別物ですが)。

2009/04/28 (Tue) 09:40:28
special

nature newsやScienceInsiderにswine fluコーナーができております。nature newsからリンクされている「感染地図」とGoogleマップ上の「感染地図」の間にちょっと差がありますが、どちらにしろ、大変であることには違いない。

2009/04/28 (Tue) 02:30:52
全部同じ。

WHOの新しいEPRが。新しく見つかった人を含むアメリカでのケース、20人について、

"All 20 viruses have the same genetic pattern based on preliminary testing."

preliminary testingというのはヌクレオチドを徹底的に調べ上げるまでではない段階で、ということだと思いますが、まあ、遺伝学的に同じだったと。

こうなるとわからないのは、西海岸にあるカリフォルニアと東側であるニューヨーク、その間を何がどう行き来したか、という事です。まあ、「人の移動」が一番可能性として高いわけですけれども、だとしたら、想像以上に広まっている可能性があるという。

また、エピデミック状態にあるメキシコについては、ニュージーランドの高校生でも見つかったケースを考えても、特定のキャリアと接触したからというよりは、メキシコのかなり一般的なレベルで結構な数のキャリアがいるのでは、という気がします。だとすると、1ヶ月の間にメキシコを出入りした人の数なんて相当数なものでしょうから、話がかなり難しくなってくる。ちなみにローカルな流行がエピデミック、グローバルな流行がパンデミックです。

ちなみに、A(H5N1)のほうもエジプトで大変なことになっていて、一番最新のoutbreak newsだと、

"Of the 67 cases confirmed to date in Egypt, 23 have been fatal."

この有様。もうどうしろと。

2009/04/27 (Mon) 13:12:07
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